【構図力Up】今日から使える!作品性を上げる背景整理術5つ

構図の考え方
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技術本やブログ、Youtubeで発信されている膨大な情報の中から、私が実際に経験してみて「これをやったら上達した!」「この機材はおすすめ!」っていうものを厳選してピックアップしています。
どんな写真を撮っているのか気になる方は、Xに作品を掲載していますのでぜひ確認してみてください。

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これだ!と思って写真を撮ってみたけど、家に帰って見返してみると、なんだか微妙な写真だった経験ってありませんか?

それは、もしかすると、背景がそうさせているかもしれません

自分の写真を見返して、そうかも!と思った方は、この先を読み進めてみてください

背景を整理する5つのポイントを解説していきます

これを実践することで、ぐっと作品性が高まり、すぐに上達が実感できますので、ぜひ参考にしてみてください

まずは背景をよく観察してみる

ここきれい!とか、ここ好きって場所を見つけたら、まずは気を落ち着かせて、背景となる部分をよく観察します

目線をもっていかれて、被写体に集中できなくなるような邪魔なものがないか確認します

例えば

  • 木の枝
  • 電線
  • 電柱
  • 看板
  • ゴミ←よく落ちてる( ;∀;)

自然を撮っている場合は、木や枝が邪魔になったり、電線、電柱、看板などの人工物は不用意に写り込むことがあるので特に気を付けています

下の写真を見てみると、背景がごちゃごちゃし、メインの被写体が目立ってませんね

背景がごちゃごちゃしてメインの被写体に集中できない

背景が割とすっきりしているところを探して撮影すると、こんな感じ↓

背景がすっきりしているところを探して撮影

メインとなる被写体を見つけたら、「背景はどう?」と自分に問いかけてみましょう

また、撮影時にはプレビューで背景が邪魔していないか確認しておくといいと思います

写真をはじめてから、森には不法投棄とか、ゴミが結構落ちてることに気づきました(; ・`д・´)

何とかしたい気持ちになるけど、どうすることもできずに、歯がゆい思いです

空と地上の境目は意外と目立つので注意

空を入れるか入れないかは、とても難しい時がありますよね

というのも、空と地上の境目がラインとして写ると、そこに目線が奪われてしまうときがあるんですよね

例えば、気に入った木を見つけたとします

木の美しさや力強さに、集中して見てもらいたいのに、不用意に写り込んだラインのせいで微妙な感じになっちゃうこともあります

空と山の境目の線に目線が持っていかれる

例えば、こんな風にしてみると・・・、余計な情報を排除して、ラインの配置を変えてみますね

メインの木がより目立つ写真になりました

目線誘導の目的で、そのラインをうまく使えるとき以外は、境目のラインは極力目立たないように意識する必要があります

背景が邪魔にならない位置やアングルを探す

とにかく動き回ることで、背景が邪魔にならない構図を探します

動き回るだけじゃなく、しゃがんだり、立ったりして高さを変えてみることも大切です

風景写真を撮るうえでは、動き回って構図を考えるのが何よりも楽しい時間だったりします

動き回った分だけ、良い構図が見つかるので、ここは頑張って動きましょう!

ボケで情報量を少なくする

どうしても背景の情報をシンプルにできないときは、ぼかしてしまいましょう

ぼかすポイント
・F値を小さく(開放)し、ピントはメインとなる被写体に合わせる

・望遠で撮る

下の作例では、光の入り方が良くて、葉が透き通るような緑に見えたので、きれいだな~と思ったんですが、なんせ背景が結構ごちゃごちゃしていました

そこで、焦点距離:140mm(フルサイズ)、F値:f/8の設定で背景をぼかすように撮影してみました

背景をぼかすことで、手前の木がメインだとわかりやすい写真になったと思います

背景をぼかして撮影

背景を工夫して奥行き感を出す

背景を整理するときに、奥行き感が出るように意識してみてください

リーディングラインを取り入れることで、奥行き感を出すことができます

霧が出た日は、近くがはっきり写り、遠くは霞んで見えるので、必然的に奥行き感が出ます

霧の森を撮影

リーディングラインについてはこちらの記事で↓

【リーディングラインってなに?】

まとめ

いかがだったでしょうか?

背景を整理すれば、作品性が高まります!

作品性が高まれば、自分の写真を見る楽しみも増えます

ぜひ背景を意識して撮影してみてください

  1. まずは背景をよく観察してみる
  2. 空と地上の境目は意外と目立つので注意
  3. 背景が邪魔にならない位置やアングルを探す
  4. ボケで情報量を少なくする
  5. 背景で奥行き感を出してみる

これで終わりになります

最後まで読んでいただきありがとうございました

ゆっくりですが、記事の更新を続けていきますので、次の記事も読んでもらえると嬉しいです

では、また次の記事で(‘ω’)ノ

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