【前ボケとは?】『望遠+開放+近距離=前ボケ』で立体感を!

F値を工夫して撮る
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技術本やブログ、Youtubeで発信されている膨大な情報の中から、私が実際に経験してみて「これをやったら上達した!」「この機材はおすすめ!」っていうものを厳選してピックアップしています。
どんな写真を撮っているのか気になる方は、Xに作品を掲載していますのでぜひ確認してみてください。

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前ボケを作る方法
  • 望遠で撮る
  • F値を開放にする
  • 前ボケさせたい物にとにかく近づく
前ボケができる距離感のイメージ

写真に物足りなさを感じたら、『ボケ』を試してみましょう

カメラ初心者の方であれば、ボケを使うことで、作品の幅が広がりますし、より楽しく撮影できるようになると思います

なんてことのない物でも、前ボケを入れるだけで立派な主題になってくれたりします

今回は、前ボケを入れた写真の撮り方を、作例を交えながら解説しますのでぜひ読んでいただけると嬉しいです

前ボケが生み出す効果

  • ふんわり感
  • 奥行き

前ボケを入れることで、ふんわりとした幻想的な世界観を作り上げることができます

非現実的な印象を与える作品になります

あとは、奥行き感が出ます

例えば、一点を集中して見ているとき、その周りは常にぼや~っとしてますよね

写真に、ボケがあるとき、人の目は、奥行きとして認識しやすのではないかと思います

前ボケを作る方法

それでは前ボケを作る方法です

ポイントは3つ

  1. 長い焦点距離
  2. F値開放
  3. 近距離

これだけです

前ボケができる距離感のイメージ

撮影の流れとしては

  1. 主題を決める
  2. 前ボケになりそうな物を探す(動きまわる)
  3. レンズの焦点距離は望遠側にする
  4. F値を開放にする
  5. 前ボケにする物に近づく
  6. 主題となる被写体にピントを合わせる
  7. シャッターを切る

ここがポイント!
主題はシャープに!
⇒ 主題との距離は、ピントがしっかりとあうぐらいに離れる
前ボケは盛大にぼかす!
⇒ 前ボケにしたいものには、レンズがくっつくぐらいに近づいてOK

撮影の際には、ブレに注意です

必ず、プレビューで拡大して、ブレていないか確認しましょう

ブレる原因と対策
絞り優先モードで撮るとき、シャッタースピードが遅くなりすぎると、ブレてしまいます


ねらった明るさで撮るために、シャッタースピードを遅くする必要があるときは、三脚を使うとOK

前ボケを入れた作例

作例1:シダをドラマチックに!

シダだけを撮ったのですが、何か物足りないと感じて、シダの手前にある白い花を前ボケにしてみました。これから、枯れ行くシダに幻想感を足すことで、ドラマチックな感じになって、とても気に入っている写真です

「美しく枯れる」みたいな (‘ω’)ノ

作例2:ただの草をエモーショナルに!

横から見たらこんな感じで撮ってます↑

草むらの中にピントを合わせることで、前ボケと後ろボケを作ることができ、奥行き感を出すことができます

作例2:ただの落ち葉を主役に抜擢!

葉っぱを地面ぎりぎりから撮影したものになります

一点だけにピントをもってくるので、すぐに「これが主役なんだな」とわかりやすい写真になります

これで、「たかが落ち葉、されど落ち葉」(‘ω’)ノ

おすすめはハイキー+前ボケ

ハイキー+前ボケはとにかくふんわり感がたまらなくエモいです

天気が悪い日とかでも使えるので、特に「今日は撮るのないな~」と思ったときには、使えるパターンだと思いますので、ぜひ実践していただきたいです

まとめ

前ボケを作るポイントを解説しました

ポイントは3つ

  • 望遠で撮る
  • F値を開放にする
  • 前ボケさせたい物に近づく

前ボケを入れた撮影、ぜひ実践してみてくださいね!きっと楽しく撮影できるはずです!!

これで終わりになります

最後まで読んでいただきありがとうございました

ゆっくりですが、記事の更新を続けていきますので、次の記事も読んでもらえると嬉しいです

では、また次の記事で(‘ω’)ノ

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