自然を立体的に撮るならサイド光をねらおう!写真が上手くなる光の考え方を紹介します

光・露出
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作品を作る上で【光】の当たる方向を考えることはとても重要です

どんなに高スペックなカメラを駆使しても光をうまく使えないと作品性の高い写真を撮ることができません

この記事では、順光、逆光、サイド光の説明と、『立体感のある写真』を撮るときに大切な、サイド光で撮影するために必要なことについて解説します

もう少し写真に立体感が欲しいな~と思っている方がいれば参考にしていただけると嬉しいです(^^♪

光の当たる方向

✓逆光・・被写体に対して背後に当たる光
✓サイド光・・被写体に対して横から当たる光
✓順光・・被写体に対して正面に当たる光

逆光

光が被写体に対して背後から当たるとき、逆光での撮影になります

逆光で撮った写真では、物の輪郭がはっきりと写しだされます

光が強すぎると、被写体自体が暗く写ることでシルエットのようになったり、フレアの原因になったりと、撮影条件としては難しい環境ですが

光の方向と強さを上手に使えれば、ドラマチックであったり、ふんわりとした写真表現をすることができます

サイド光

光が被写体に対して横から当たるとき、サイド光での撮影になります

サイド光で撮った写真は、被写体の凹凸で影が強調され立体感がでます

影が強調されると、写真では立体的に見えるので、立体的な写真表現をしたいのであればサイド光が良いです

ただし、外での撮影では太陽が高い位置にあると、サイド光にはならないので朝、夕の太陽の位置が低い時間帯でしか撮影できません

順光

光が被写体に対して正面に当たるとき、順光での撮影になります

順光で撮った写真では、被写体の色や形を正確に表現することができます

ちなみに証明写真や自動車免許の写真は順光ですね

風景でいえば、空や、花、草木の色を鮮やかに表現できますが、立体感が出にくいです

サイド光で撮影するために必要なこと

✓晴れの日は早朝や夕方の日が低い時間帯をねらう
日の出、日の入りの方角を事前に確認しておく
✓日中や曇り、雨の日は光の当たり方をよく観察する

晴れの日は早朝や夕方の日が低い時間帯をねらう

晴れた日に撮影する場合は、太陽の高さが低いときにサイド光になりやすいです

特に広く写すような風景写真では、早朝、夕方しかチャンスはないといっても過言ではないので、しっかりと予定を立てて撮影地に向かうようにします

撮影していれば、日の出、日の入りの時間帯は想像しているよりもあっという間に過ぎてしまうので、事前にロケーションを確認(ロケハン)したり、余裕をもって準備したりすることが大切です

日の出、日の入りの方角と時間を事前に確認しておく

ロケハンをするなら、主題となるモチーフの他に、日の出や、日の入りの方角と時間も一緒に確認しておくことが大切です

北、南の方角を向いて撮影するようにすればサイド光の条件になります

スマホに『コンパスのアプリ』と、『日の出、日の入りを確認できるアプリ』を入れておくと便利ですね

日中や曇り、雨の日は光の当たり方をよく観察する

日中や曇り、雨の日は全体的に光が当たり、順光のような感じになります

ただし、陰になっているところではサイド光のように光が当たっているところは必ずあります

影になっているところで、サイド光が当たっていて立体感が出そうだなというところを注意深く探してみてください

サイド光が当たっているところには必ず影ができているので、『影』を探す意識で見まわすといいかもしれませんね

まとめ

✓立体的な写真表現をするためにはサイド光で撮る
✓朝、夕の日が低い時間帯をねらう
✓日の出、日の入りの方角を事前に確認しておく
✓日中や曇り、雨の日でも注意深く観察するとサイド光で撮れる

サイド光で撮ると立体的な写真表現ができますので、まだ実感していないのであればぜひチャレンジしてみてください

これで終わりです

最後まで読んでいただいてありがとうございます(´▽`*)

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