【リーディングライン】奥行きを意識することであなたの写真が変わります

構図の考え方
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技術本やブログ、Youtubeで発信されている膨大な情報の中から、私が実際に経験してみて「これをやったら上達した!」「この機材はおすすめ!」っていうものを厳選してピックアップしています。
どんな写真を撮っているのか気になる方は、Xに作品を掲載していますのでぜひ確認してみてください。

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写真を撮るときに、『線:ライン』はありとあらゆるところにいろいろな形で存在しています

ラインをうまく構図に取り入れることで、遠近感を出すことだったり、目線を誘導することだったり、リズムを取り入れることなどができます

今回は、遠近感を出すために効果的な『ライン:リーディングライン』の使い方を紹介します

作品を作っていて、「どうやったら奥行き感を出せるんだろう」って疑問に思っている方はぜひ参考にしてみてください

リーディングライン(Reading line)

写真を見る人の視線を誘導するラインのこと
✓ラインと主題(一番見せたいもの)をつなげるように配置すると効果的

私は、リーディングラインのことを、『一番心に惹かれたものがある場合、そこに見る人の目線を誘導するために、構図の中に取り入れるライン』だと解釈しています

様々な使い方がある中で特に、遠近感を出すためのリーディングラインを構図に取り入れることができれば奥行き感のある面白い写真に仕上がります

遠近感を出すためのリーディングライン

対角線上に配置すると遠近感を表現できる
前景から遠くに続くラインを意識する
✓まずは道をラインとして配置してみる

対角線上に配置すると遠近感を表現できる

対角線上に配置することは、動きと変化の感覚を作り出すために有効で、距離感を強調するのに最適な構図と言われています

この対角線上にラインを配置してあげることで奥行き感のある写真に仕上げることができます

例えば下の写真のように、川をリーディングラインとして構図に入れて、目線が動くようにしています(川の中の連続する岩も目線を誘導してくれる要素となっています)

広角で撮影するとより遠近化の強い写真に仕上がります

前景から遠くに続くラインを意識する

まずは、近いところから、遠いところに続くラインを探します

✓いろいろなアングルで撮っておく
✓ラインと主題がつながるように配置できたら最高

最初のうちは、どのように配置したらいいのかわからないので、対角線上に配置したら、カメラの視線を高くしたり、低くしたり、立ち位置を変えたりして、いろいろなアングルのパターンで撮っておいて、後から心地よい構図を選ぶといいと思います

感覚が身についてくれば、徐々に撮る枚数は減っていくと思います

ラインの先に主題があるとベストですね

なかなかそういう景色を見つけることはできませんが、常に意識しておいた方がいいです

素敵なものを見つけたら、奥行きの出せるラインがないかを探す癖がつくといいと思います

まずは道をラインとして配置してみる

✓リーディングラインの代表的なものは道や階段

リーディングラインとして用いられる代表的な被写体は道や階段だと思います

まずは、身近にある道で遠近感が出るように写真を撮る練習をしてみるのが良いと思います

リーディングラインとして使えそうなもの
✓道
✓階段
✓川
✓足跡
✓連続する石や岩
✓木の根
✓手すり

F値をしっかり考えて撮ろう

✓パンフォーカスで撮影するならF値を上げて撮影する(絞りを絞る)
✓主題となる被写体だけにフォーカスを当てたいならF値を下げて撮影する(開放にする)

構図が決まったら、必ずF値をどうするのか考えてみてください

手前から奥にかけてピントが合うようにパンフォーカスで撮影するのか、それとも手前だけにピントを合わせて、遠景はぼかすのかで、F値の設定が変わってきます

できれば露出モードはマニュアルモードで練習することをお勧めします

まとめ

遠近感を出すために効果的な『ライン:リーディングライン』の使い方を紹介しました

まずは道を対角線上に配置して、遠近感のでる写真を撮ってみてください、その感覚が身についたらいろいろな場面で応用してみてください

きっと奥行きがあって、写真の中に引き込まれるような感覚が生まれる素敵な写真が撮れるはずです

私も、これからどんどんチャレンジしていきたいと思います!

最後まで読んでいただいてありがとうございます(#^^#)

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